どくしょかい

ときたま開催している「どくしょかい」についてのブログ

どくしょかい part13

こんにちは、こんばんは。

ピンクダークの少年です。

 

今日はかなり寒かったですね…(´・ω・`)

巷ではインフルエンザが流行っているらしいので

みなさん風邪には充分お気をつけください!

 

とはいえ、暖かいところでぬくぬくと

みなさんと”どくしょかい”が出来る時間はとても有意義ですね♪

 

それでは早速本の紹介へ。

 

 

<1番目:サイトーさん>

『俳句の宇宙』 長谷川 櫂著

 

ー内容紹介ー

21世紀の俳句の原点となった記念碑的著作、待望の文庫化。

わずか17文字でありながら、その宇宙がこれほどまでに広大なのはなぜなのか。

 

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みなさんは俳句に興味を持たれたことはありますか?

(ちなみに私はないです…orz)

 

有名な松尾芭蕉

「古池や 蛙飛び込む 水の音」

も一体どういう意味なのか、何が凄いのかなんて聞かれても

答えられないというのが現実。

 

そんな俳句について何か学ばなければと思い

サイトーさんはこの本を読んだのだそう。

 

5・7・5の17文字で何かを伝えなければならない俳句は

その行間を読むことは完全に読み手に委ねられたも同然。

ということは、読み手にもその行間を読む力を必要とするわけなんですよね。

 

小説やビジネス書を読むことが多い私は

行間を読むのが多分苦手です。(空気を読むのは苦手じゃないんですけどね

 

でもその削られた文字、圧縮された情報から

どのように解凍してどのように解釈するかは

完全に読み手に委ねられたも同然で、

それぞれの読み手によって世界が変わっていくのが

まさに日本の削る美学なのかもしれないですね。

 

「文字を読める≠本を読める」

私ももっと自分の読み手レベルをあげなきゃなーと思いました。

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<2番目:かおりさん>

『九つの、物語』 橋本 紡著

ー内容紹介ー

お兄ちゃんが帰ってきた。幽霊になって。

大学生のゆきなの前に、水死したはずの兄が現れた。

兄の手料理を食べながら、色々な物語について語りながら、

二人がたどり着く場所は──。

繊細な筆致で紡がれる再生の物語。

 

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文学と恋愛と飯テロ。

そんな3つが絡まった作品。

内容は9のつの文学作品と共に進んでいくそうですが

そのチョイスが渋い渋い(ヽ´ω`)笑

泉鏡花から始まり、太宰治樋口一葉…etc

 

私自身日本の文学作品をほとんど読んでいないので

こういう本から入って興味を持ってから読むのもアリだな~と思いました。

 

やっぱり国語の授業で使われてた印象が強くて

なかなかとっつきにくいんですよね(´・ω・`)

 

ちなみに、こんな渋いチョイスのお兄ちゃんがモテる訳ない!

という意見がありましたが

文学少女からしたらドンピシャなのではと思ったり思わなかったり。

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<3番目:タカハシさん>

『三銃士』 アレクサンドル・デュマ

 

 

ー内容紹介ー

国王に忠誠を誓うフランスの若き騎士ダルタニャンは、

策略をめぐらし、剣をふるって、枢機卿の陰謀にたちむかう。

3人の騎士との厚い友情が生き生きと描かれたデュマの傑作。

 

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すっごく面白くてオススメらしいのですが

タカハシさん、面白さを伝えるのが難しいくらい面白いと。

 

実際、自分の好きなものをオススメするのって難しいですよね。

この”どくしょかい”を始めた当初、

話すのがあまり得意ではなかった私は

13回目にしてやっと慣れてきたかなという感じです。

 

ちなみに”どくしょかい”中に、

小説が苦手なサイトーさんが「小説って登場人物覚えられないんですよね」という

意見がありましたが

タカハシさん曰く、この本はそんなことが無いくらい

個々のキャラが強いそう。

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<4番目:まんださん>

『作家論』 三島 由紀夫著

 

ー内容紹介ー

昭和三十九年から自決する四十五年にかけ、

森鴎外尾崎紅葉泉鏡花谷崎潤一郎川端康成、内田百〓(けん)、

林房雄円地文子ら、敬愛してやまない作家十五人の詩精神と

美意識を解き明かした評論集。

著者自ら『太陽と鉄』と共に「私の数少ない批評の仕事の二本の柱」とする書。

 

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先程のかおりさんの小説にも登場していた

泉鏡花等の作家の評論集。

 

三島由紀夫、有名ですが昔の作品をほぼ読んでいない私はry

でもすごくインパクトのある人というのは知っていて

ずっと作品は読んでみたいなとは思っていたんですが

これもあれでしょうか。私に読んでみなさいと言ってるのでしょうか。

 

作家が作家を評論するというのは、

ありそうでなかなか無いような気がします。(あったらゴメンナサイ)

現代の作家さんでもやってみてほしいですね!

 

それこそ三島由紀夫くらい尖った人に批評してほしいですが笑

 

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<5番目:かぶれさん>

『ファスト&スロー』 ダニエル・カーネマン

 

 

ー内容紹介ー

整理整頓好きの青年が図書館司書である確率は高い?

30ドルを確実にもらうか、80%の確率で45ドルの方がよいか??

はたしてあなたは合理的に正しい判断を行なっているか、

本書の設問はそれを意識するきっかけとなる。

人が判断エラーに陥るパターンや理由を、行動経済学認知心理学的実験で徹底解明。

心理学者にしてノーベル経済学賞受賞の著者が、

幸福の感じ方から投資家・起業家の心理までわかりやすく伝える。

 

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ビジネス書といえばかぶれさん。

今回も面白そうな本を持ってきてくれました。

 

私、個人的に心理学とか行動経済学とかとっても興味があるのですが

これは是非読みたい!

 

実は人間の意思決定にはメカニズムがあって

どんなときに間違いを起こすのか、どんなときなら正しい判断ができるのかといった

脳のメカニズムがあります。

 

 

人間って思いの外論理的に行動できておらず、

特に買い物なんかは顕著で

自分で選んで購入していると思っていても、実は買わされている

なんてことはザラなのです。

 

人の行動の仕組みとか心理的な部分とか

学んでみると面白いし、色々役に立つことが多いです。

 

上下巻で総600ページもあるのでボリューム満点ですが

かぶれさん曰くとても読みやすいそうなので皆さんも是非。

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<6番目:ペンペン>

『007/カジノ・ロワイヤル 』 イアン・フレミング

 

ー内容紹介ー

英国が誇る秘密情報部。

なかでもダブル零のコードをもつのは、

どんな状況をも冷静に切り抜ける腕ききばかり。

党の資金を使い込んだソ連の大物工作員が、

カジノの勝負で一挙に穴埋めをはかるつもりらしい。

それを阻止すべく、カジノ・ロワイヤルに送り込まれたジェームズ・ボンド

華麗なカジノを舞台に、息詰まる勝負の裏で、密かにめぐらされる陰謀。

OO7ジェームズ・ボンド登場。

 

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OO7の原作。最初に読むべき本。

 

OO7って有名だけど、恥ずかしい話映画をまだ見たこと無いんです。

ちなみに”どくしょかい”に出てた皆さんも見たことが無い人が多かったですね。

 

御存知の通りスパイのお話ですが、まージェームズ・ボンドが格好いいのだそう。

このカジノ・ロワイヤルが初作ですが、映画自体は他の話から始まっていて、

ダニエル・グレイグがジェームズ・ボンド役を演る際に

どうしても原作からということで、映画化したと。

 

…というかOO7って小説だったことに驚きましたけどね。

映画だとプレイボーイなボンドですが、このカジノ・ロワイヤルだと一途で

格好良い。カクテルの頼み方も格好良い。

 

読んでると自分もスパイになってる気分になれます!

男性は是非、スパイ好きの女性も是非。

あなたも諜報機関の一員になりましょう。

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<7番目:まりんちゃん>

鹿鳴館』 三島由紀夫

 

ー内容紹介ー

明治19年天長節鹿鳴館で催された大夜会を舞台として、

恋と政治の渦の中に乱舞する四人の男女の悲劇の運命を描き、

著者自ら〈私がはじめて書いた俳優芸術のための作品〉と呼んだ表題作。

他に、人間の情念と意志のギャップを描く嫉妬劇「只ほど高いものはない」、

現代における幸福の不毛性への痛烈な挑戦「夜の向日葵」、

六世中村歌右衛門のために書かれた「朝の躑躅」。

 

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また出てきました三島由紀夫

大人気です三島由紀夫

 

先程の『作家論』とは打って変わってこの『鹿鳴館』は戯曲。

文が全部台詞で構成されているんです。

故にわかりやすい。

固いイメージの三島由紀夫ですが、これもオススメなのだそう。

 

ちなみに私は小説を読んでるときに、疲れてきたら台詞だけ読んで

進めると楽なのでそうして後から読み返したりしますが

戯曲の場合はそれがないので、意外とサクサク読めるのかなぁと思いました(*´∀`*)

 

丁度この本を紹介してくれているときに

舞踏会のようなBGMが流れていてとてもタイムリーでした!

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<8番目:ピンクダークの少年>

『うれしい悲鳴をあげてくれ』 いしわたり淳治

 

ー内容紹介ー


1997年のデビュー代以降、“ことば"の可能性を切り開き続け、

今もっとも注目される作詞家として活躍のジャンルを広げる

いしわたり淳治の小説&エッセイ集。

どの収録作をとってもドラマが存在し 、

読み終わった後にニヤッとしたり、ぞっとしたり、

キュンとしたり、すっと納得できたり、

5分に1度、腑に落ちる爽快感がたまらない1冊。

 

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はじめに言いますが、中の数作品しか個人的にはおすすめしません。笑

私がエッセイが苦手なのか、まだまだ読み手レベルが足りないのか

すごく面白い!と思うものは少なかったです。

 

ですが、たまにある「これは良い!」ってのを見つけるのも

また1つの楽しみ方なのかなぁと思い

帯にわざと騙されて新しいジャンルを読んでみて良かったなと思いました:D

 

帯と中身は伴わないことがあるので

やはりインスピレーションか人からのオススメで読むのが1番間違いないですね。

でも自分に合う合わない本ってあると思うので、

合わない本と出会うことも大切です。

時期が変われば合う本に変わってるかもしれませんしね。

 

この中でオススメだったのは「ヒラメキの4B」というエッセイ。

ヒラメキの4Bは、

ベッド(Bed)・バー(Bar)・バス(Bus)・バスルーム(Bath room)。

 

話に4Bは実は全く関係ないのですが

中で印象に残ったところが2箇所。

「人はたくさんの”たまに”必要なものを持っている」

「多くの知識を持っていても必要なときに使えなければ意味がない」

上記2つは本当にそうだな、と思いました。

家の中の物って、実は”たまに”必要なもので溢れていて

無くても困らないことが多いのです。

そうやって物に溢れた空間にいると、必要なものを必要なときに使えないなんてこと

みなさん経験あるのではないでしょうか?

 

よく見渡して、必要なものとそうでないものを仕分けしてみると

心もスッキリするかもしれないですね。

BGMは是非B'zの『LOVE PHANTOM』で(・∀・)

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<9番目:みことさん>

4TEEN』 石田 衣良著

 

ー内容紹介ー

東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。

ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。

それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、

もしかしたら空だって飛べるかもしれない――。

友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて

成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

 

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みなさん14歳の頃って何してましたか?

私は部活以外の記憶が一切ないです…笑

 

14歳、中学二年生って一番多感な時期で

それこそ包帯を手首に巻いて登校しちゃったりとか

色々なことに興味を抱く時期ですよね。

 

今まさに14歳付近の子には、是非多くのことに興味を抱く気持ちは大事にしてもらって

その貴重な時間をしっかり楽しんでほしいですね。

 

こういうことを言うようになると、私も大人になったんだなぁと感じます。

でもおとなになっても中二心は捨てられない部分もありますね。笑

 

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ということで、今回は三島由紀夫で盛り上がった”どくしょかい”でした(*^^*)

私も古い文学に手を出して、みなさんの会話にしっかり食い付きたいです!

 

そして、来週の”どくしょかい”ですが

ピンクダークが実家に帰るので平日開催です!

参加できる方は是非よろしくおねがいします(*´ω`*)

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